6月24日

 今日は、早めに小金井のお茶教室に、行って準備をして、庭の草取をしよう。

 七夕茶会で使う、交趾の切子蓋置は、翠嵐さん。

 翠嵐さんは、今では箱書きを戴ける様になったが、以前は稽古道具を作っていた。

 我家にも数点在る。

 道具屋に行って見ると、出来が良いので、目に留まり買う。

 昔、先代を車で連れて、道具屋に行った時も、そうだった。

 十数年前、かみさんを同じく、道具屋に連れって行って、消耗品を買った時も、同じ。

 小金井市東センター祭りのお茶席用の、茶巾、黒文字、懐紙、茶筅を購入し、帰ろうとした時の話。

 せっかく来たからちょっと見ていたら、良さげな茶碗が目に入った。

 俺は、通り過ぎたが、かみさんは引っ掛かった。

 俺も、良いと思ったと伝えた。

 その紫交趾の茶碗が、翠嵐さん。

 数年後に、東センター祭りのお茶席で、主となっていた。

 翠嵐さんの交趾は見栄えが良い。

 色、交趾の土手の造り、溜り顔料と釉の具合が抜群。

 なので評判になり、稽古道具から、箱書きレベルに成った。 

 今日はここまで。