4月8日

 今日は朝から、東小金井で駐車場工事の打合せ。

 その後、先代の特養老人ホームに書類を届けに行くはずだった。

 しかし、庭の椿の落花がいっぱい在るのを見て、掃除をしていたら、それを忘れた。

 三歩、歩いて物忘れをする、鶏と同じ。困った。

 昼の高円寺の打合せに必要な、小笹の最中を買いに、吉祥寺へ。

 小笹の隣のさとうで、メンチカツを買って帰ろうとしたが、列が長すぎ中止。

 最中の列だけで、疲れた。

 高円寺で昼飯を食べ、次の成増での打ち合わせで終了。

 高円寺の、氷川神社と気象神社にお詣りも出来た。

  

 気象神社は、馬橋小学校の隣の陸軍気象部隊内在り、戦後朽ちていたのを、氷川神社の脇に取り込んだ神社。

 俺が、小学校の時に良く遊ばせて貰った、気象庁の施設と官舎が在った場所に在った様子。

 多分、俺達が入れなかった、気象庁の施設内に在ったのだろう。

 深い防空壕の後に、1年上の子が、雨上がりの日の午後に、校庭の水溜りで遊んでいたら、突然豪が崩れ、生き埋めになった。

 丁度、下校時だった。

 校庭南の体育倉庫の脇を通り掛かると、先生方と親達が、名前を叫び出し、続け、その横を、「かえりなさい。」の先生の大声とゼスチャーで、走って家に帰った。

 家で話すと、あそこは、陸軍の跡だから、大きな防空壕が在ったはずだから、助からない、と言っていた。

 夕方には、裏の家具屋さんの人達も、同じ事を話していた。

 雨上がりだった。

 その後、校庭は全て掘り返され、又遊べる様に成った。

 俺の、死を自覚した、最初の記憶。

 お茶の元の、禅宗の考え方に、「どうせ誰でも死ぬから、その時、その時を、悔いのない様に、生きる。」 と言う考え方が在る。

 良い、考え方だと思う。

 「一期一会」も、同じ考え方を元にしている。

 今日はここまで。