3月26日

 土曜日から小金井市さくら祭りの茶席が開く。

 西川邸で開く。

 主茶碗に萩焼の田原陶兵衛さんを使う。

 「一般の方用にしては、良い茶碗を出されましたね。」と、以前お客さんに言われた。

 花見の添え釜なので、以前は酔っ払いも来た事がある。

 5年以上以前には、景徳鎮も出た。

 何故そうなったか。

 各先生方が、持ち寄りで以前は、賄っていたから。

 そこで文化連盟で陶兵衛さんを買った。それ以後は、あまり難しい茶碗は出なくなった。

 それでも、薩摩印の在る、白薩摩が出た事も在る。

 薩摩印は、江戸後期から明治初め短期間使用されたもの。 

 今回は、どの様な持寄り茶碗が在るか、楽しみに来て下さい。 

 桜は、染井吉野は、桜吹雪の終わる頃であろう。

 都内より3日遅れ位。

 山桜は、5分咲き位だろう。

 三井邸、その他4邸で生け花の展示も在り、のんびり楽しむには、良い催し物と思う。

 歌川広重の小金井堤桜の絵

 吉宗の命で植えたらしい。

 堤の補強には、最適な植木と知っての命だろう。偉い。

 吉宗は、海外の書籍の輸入にも、尽力した。

 そのお陰で、明治維新も出来、明治期に、欧米にある程度追い付けた。

 本当に偉い人だ。

 今日はここまで。