2月12日

 俺の誕生日が近いので、かみさんが祝ってくれた。有難い。

 税金の書類の年を提出予定日に合わせないと。

 涅槃の日が誕生日。

 昔、誕生日祝いで、バレンタインの贈り物ではないと言われて、もらった事を思い出した。とほほ、だった。

 初釜の薄茶は、お弟子さん達全員で点てるので、盛り上がった。

 茶碗を持つ彼女は、着物用の生地で、洋服を仕立てて来られた。

 着物は、着付けが大変と話されていた。

 善五郎さんの暦手茶碗で飲む事を、希望された。

 棗は、柳蒔絵。岡沢起幸さんの作。

 日展の常連さんで、家元の箱書きがもらえる方。

 宗哲さんの枝垂柳蒔絵同様、葉の一枚毎を丁寧に書いている。

 お弟子さん達、茶碗選びに夢中で、解らなかった様子。

 茶杓は、銘が七草で、大徳寺龍源院細合喝堂和尚の作。

 春の七草を、煮物椀(蟹真丈、筍、菜の花、手毬麩、京人参)に載せない様にして、薄茶席で出したのだが。

 お弟子さん達に、通じたかどうか。

 大徳寺龍源院の話。 

 大友氏、畠山氏、大内氏の菩提寺が龍源院。

 九州の大友氏は、早くから南蛮貿易で財を成した、証拠の種子島(鉄砲)。

 大徳寺と大徳寺派が在るが、大徳寺派は、お寺が大徳寺内には無い。

 他所から来て、大徳寺の信長のお墓の脇の修行場で、修行した方が多い。

 今日はここまで。