12月10日

 乾門内に残る、江戸の景色は、お局門と石垣上の富士見櫓。

 江戸時代一番の高層建築、富士見櫓。浮世絵でも威風堂々。

 今は、高さ制限の在る、丸の内のビルより低い。

 しかし、人、牛、馬の力のみで、良く造ったと思う。

 このお局門は、あの生島も通ってた門、火事も戦災も免れた。

 俺と同年代の男女4,5人で「お局って何」と言っていた。

 びっくりした。

 帰りに靖国神社に寄った。

 俺とはここは縁が在る。

 小さい時に入院していた病院が、側の逓信病院。

 ここの門内の左右の燈籠は、俺の母の曾祖父が、下絵を描いた。

 これには、悲しい話が付く。

 今日はここまで。