7月24日
替え茶碗は、メダカの平茶碗。仁清写、京焼で上山善峰さん。清水坂を下った突当り。
涼しくて可愛らしい。右から2番目。
ちなみに飴(主茶碗右端)も、そのつややかさで、清涼感狙い。
3客用の斑唐津(右から3番目)も平茶碗で青見かかた斑唐津で、涼し気。
4番目が先代の絵付けの撫子。
遅れたが、棗は住吉蒔絵の平棗。清水宗水さん明治の方。締り、細線、微細螺鈿みごと。
明治期に、腕の良い職人が多い理由は、江戸時代は、各藩お抱えの形。
廃藩置県後は、全員無職化で困っていた。
外貨獲得を狙って、政府は各藩のトップ級を東京に集め、岡倉天心らの元、工芸品を作り外貨獲得をした。
競争は激しく、各藩の秘伝が公開され、一気に進化し、又負けた者も故郷に新技巧を持ち帰り普及して行ったので、日本中のレベルが一気に上がった。
江戸時代は藩を出るのは申請した旅だけで、職人達の交流など出来ないのが実情。
今日はここまで。
