9月17日
 お月見の集いの添え釜の手伝いにかみさんは行っている。
 天気が良くて良かった。
 昨日書いた、景徳鎮の茶碗の大先生と俺は、昔、杉並の馬橋に居た。
 今も、馬橋小、馬橋公園、馬橋神社がある。
 そこに、大きな神輿があり、大変綺麗な神輿で、小さい時から見ていた。
 
 大正11年の上野の平和博覧会の出品との事。
 びっくらぽん。とんでもないものが残っていた。
 絶対に国宝にすべし。
 維新で、神仏分離となり、廃仏毀釈となり、神社信仰が進んだ。
 今もそうだが、神様ものを作る人は、命懸けで作るのが常識。
 博覧会は、明治10年に始まり、この大正11年がピーク。
 何故か、翌年関東大震災で、江戸文化+明治&大正の全国から東京に集められた文化と人も道具も技も灰燼に帰したから。
 陶芸などでは、各藩お抱えのピンの人を東京に送り、芸大の音頭で超絶技巧の陶器を作り、外貨獲得とジャポニズム浸透策を、国が実施していった。
 木彫師も、彫金師も、塗り師も、その他各種工芸師も同様だった。
 万博は国の威信を掛けるもので、ましてや神様ものは、その類の頂点のもの。
 単に神輿職人だけでなく、当時の各部門のトップの人の集団の作品と見るべきと思う。
 日本の伝統工芸の頂点の作品、と言い換えられると思う。
 かみさん、夜まで茶会を頑張っている。 
 
かみさんは、お茶教室の生徒さんを募集している。
 連絡先は、048-487-5098 舟橋宗美。
 教室は3か所。
 ①朝霞市自宅。朝霞台から北へ徒歩で23分。車OK。
 ②東小金井から南東へ徒歩5分。
 ③新小金井から南へ徒歩3分、小金井市東センター東舟会。