9月7日
 十職展の白楽茶碗の写真が本に在った。
 
 
楽の陶器用土で作る方法を考察する。 
 
手ごねを轆轤で整えた様に見える。
 歪みが、全体に及び、焼成時に歪んだ様子。
 実物は、所々に白い2cm位の斑点が在った。
 薄く、均等にして、いつもより長時間焼いても、割れない工夫をしてる。
 一般に知られる、楽さんの工夫は、下記。
 土は先代が用意し、30年程度寝かす。
 これで、土の中のバクテリア等を十分行渡らせ、焼成時ガス化させる為、軽く出来る。
 次に、
ガス抜け穴のシールに、黒、赤等の色藥を掛ける。
 但し、穴のトンネル内全てに色藥を入れては、逆に重くなる。
 又、
熱が均等に成る様、磁器の容器内に密閉状態にして、1400℃で加熱する。
 そして、溶解直前に止める。
 以上の4点だが、白ではシール材がない。
 ノンコウの工夫は、形が歪む程焼成し溶解した材でシールしたと思う。
 しかし、外側の磁器容器と接する高台は熱伝導のコントロールが出来ず、黒色藥を塗り、シールOKとした。
 こうは、書いたが、機械でも、人でも出来るものでは無い。
 書いているうちに、涙が出て止まらない。
 連れていってくれた、かみさんに感謝。

 かみさんは、生徒さんを募集中。
 連絡は、048-487-5098 舟橋宗美。
 教室は以下の3か所。
 ①朝霞市宮戸の教室は、車可、北朝霞から北へ23分、志木から東北へ18分。
 ②東小金井の教室は、南東へ5分。
 ③新小金井の教室は、南へ3分、小金井市東センター、東舟会。
 お茶に興味の有る方は、是非、ご連絡下さい。