7月9日
 お茶会は、道具を片付ければ終りではない。
 今回の様な大寄せの場合、来訪者へのお返しが大変。
 礼状に始まり、過分な包みへの返礼等々、全てかみさんがやるのだが、1週間まるまる懸かる。
 暑い中、来て戴いたのだから、当然なのだが、一人でやっているのを見ているだけで疲れる。
 皆様、この場限りとおっしゃて帰るが、猛暑の中、足を運んで戴いた分となる。
 道具でもそれなりのものを出しとけば、と思うが、我が家には、猛暑に見合うものもなし。
 今回の七夕茶会の道具立。 
 
 大座敷を外に見立てて、御園、傘、歌花筒で洗い茶巾の点前で、涼を感じて戴く趣向。
 茶巾の絞る時の雫の音は、潺の音。
 茶碗の水を零す時の音は、滝の音。
 良く響く様に、浄益さんのえふご建水を用意した。
 
 縁以外は恐ろしいほど薄く、へらの確かさは、唯々凄い、さすが十職。
  その為、良く響き、何かが当たれば、40畳に響き渡る。「カーン」。
 七夕に、洗い茶巾の、水の
音も、茶碗ぶち当て、秋の夕暮れ。
 「カーン」。

 かみさんは、お茶教室の生徒さんを募集している。
 連絡先は、048-487-5098 舟橋宗美。
 教室は3か所。
 ①朝霞市自宅。朝霞台から北へ徒歩で23分。車OK。
 ②東小金井から南東へ徒歩5分。
 ③新小金井から南へ徒歩3分、小金井市東センター東舟会。