7月3日
 茶会は後片付けが大変。
 取りあえず、箱に入れた道具を、箱から出し、全て、洗い直し。
 包装の紙、布、布団、箱を室内に広げ、完全乾燥まで、1週間程度。
 その後再梱包。
 棚に収めて終了。
 約1月懸かる。
 全11席、10時から30分毎、3時半までお点前。
 4時に部屋を明け渡し、次の沖縄民謡関連の人たちへバトンタッチ出来た。
 池端秀斎の荒磯棗が良い色に成った。
 金を鮮やかに見せる下塗りの赤漆が見てとれるいいあんばい。
 
 向こう側が、お正客用の象彦の瓢箪盆。
 手前左が、蛍茶碗。先代が箱をたがえ印から有田。
 右が撫子茶碗、これを建水のえふごにぶち当て、「カーン」。

 夏に涼しい、茶巾洗いの潺の音と思って準備したが、かき消され、秋の夕方の鐘の音に。
 恐ろしいお弟子さんがいる。
 この方は、先代にお茶名を取ってもらった人。
 数々の同様の武勇伝の持ち主。
 此の市のお茶とお花の会、文化連盟の部長。
 その会長に言わせると、「将来は、人間国宝になる。」との事。
 世の中恐ろしい。
 英国がEUを離脱し、米国共和党はトランプを選ぶし。
 これが今の普通かも知れない。
 困ったもんじゃ、どうしたもんだろうのー。