お茶日記始め 長板

６月８日
　お弟子さんのレベルが上がった様で、出張稽古場に長板を運んだ。
　今日も仕事の帰りに、娘が稽古に寄ってくれたのだが、出来なかった。
　罪滅ぼしにラーメンを丁度来ていた息子と一緒に食べた。
　４人で食うのは久しぶり。
　おでんも一緒に食べられる、変わったラーメン屋。
　「バリバリラーメン」と名前も変わっている。
　いつも旨い。
　研修会で業躰先生が、「長板の一つ置」について話したのを聞いた。
　水指を一つ置く手前だが、置くものは、唐物かそれ相応の物。
　この話の直ぐ後に、支部の茶会で、李朝白磁の水指の一つ置き手前に会えた。
　それから数年後、京都での業躰先生の茶会でも、長板一つ置きに会えた。
　景徳鎮の水指であった。
　世の中、在る所には在るものだ。