「こんにちは こうしてお話できることに感謝します。
静かな時間を持つようにしてください。
ずっと静かにしている必要はありませんが、
一日のうちで出来る限り静かに過ごす時間を意図して
作ってください。
あなたの社会は忙しく、そしてとても賑やかです。
いつも何かの人工的な音がしています。
その音はあなたの感覚を鈍らせてしまうのです。
なるべく人工的な音、機械的な音から遠ざかる時間を
作って下さい。
何も聞こえず、何か不安になって来たら、あなたの
心臓の音を聞くようにしてみてください。
心臓のトクトクという音、振動に合わせていると
あなたの中が落ち着いてきます。
静かにしているとあなたの中からいろいろな声が
聴こえてきます。
いろいろな考えが浮かんできます。
いろいろな音に囲まれ、頭にばかり集中していた
エネルギーが身体に戻ってきます。
身体でエネルギーを感じることができるようになるのです。
頭で考えるのではなく、身体で感じるようになると
あなたの感覚が戻ってきます。
感覚を研ぎ澄ますことができれば、
頭では理解できなかったことが分かるようになります。
直感、閃きが入ってきます。
そして、自分と対話することができるようになります。
自分と対話・・いつもしているようでしていないのです。
外の音は大きいのです。
特に人工的な、機械的な音はとても大きいのです。
その音にどうしても気が行ってしまい、自分と話すことを
忘れてしまいます。
自分はどうしたいのか?
自分が気持ちの良い状態とはどのような状態か?
いまの自分は何を考えているのか?
などなど、自分に向けての問いかけが出来なくなります。
外の情報ばかりで判断してしまうようになります。
まずは自分がどうしたいのか、自分が欲していることは
何なのか・・をしっかりと把握できていなければ
外の情報に振り回されることになります。
そして、何が何だか分からず、他の人と同じことを
していたら安全だと思ってしまうのです。
自分の中に戻ってください。
自分の核にフォーカスしてください。
自分と対話してください。
対話と言っても、反省したり、ここがダメだとダメだし
したりするという事ではありません。
何においても判断する必要はありません。
最初は静かにすること自体が難しいかもしれませんが
慣れればすぐに出来るようになります。
慣れるまでは心臓の音をただ聞くだけにしてください。
心臓の音を聞いて、あなたの中を静かにしていると
あなたのハートの小さな声が聴こえてきます。
本当にあなたが欲しているもの、
あなたが求めている答えが聴こえてきます。
聴こえると言っても言葉ではありませんよ。
言葉で聴こうとすると何も分からなくなります。
感覚です。
フッと湧き上がってくる感覚を掴んでください。
それがあなたのこころの声なのです。
こころの声は小さいのです。
静かにしないと聴こえません。
ですから、少しの時間だけでも静かにすることを
お勧め致します。
静かにしなければいけない・・ではなく、
静かでいることを楽しんでください。
静けさを楽しめるようになると、聴こえなかった音、
聴こえなかったこころの声が聴こえるように
なって来ます。
あなたに愛をこめてお伝えいたします。」
たしかに!
外側の音はとても威力があって
いつの間にかそっちに引っ張られている。
今の時代は
意識しないと
静かな時間は
訪れない。