私の両親は2人とも「生月中殺」という宿命中殺を持っています。
生月中殺というのは
人生のどこかでものすごい大きな沈みを経験しやすい。
その出来事で価値観が変わり、もう1回新たな人生を生きることになりやすい。
そんな運命を持って生まれてきています。
それで、今日は我が母・・みっちゃんばあちゃんをお茶に誘い、
「人生の中で価値観が変わるくらいのドーンと落ち込むような出来事ってなんかあった?」
と直撃してみました。
母曰く・・・
お父さんと結婚する前に大失恋を3回した。
(母の人生のテーマは恋愛、そして年柱に【絶】という星も持っている)
その大失恋で「とにかく男なんてどうでもいいから子供が欲しい」と強烈に思ったそうで、父とお見合い結婚をして私と妹のツゥちゃんが生まれたとのこと。
その大失恋もドラマかと思うくらいの内容で、
『よく乗り越えてきたね!』と、心の中では拍手喝采でした。
そして色々あったけど、今が一番幸せとのこと。
その言葉を聞けてわたしも
「四柱推命を知って両親の結婚する前の話を聞けて興味深いし、両親は両親でそれぞれ一生懸命生きてきたんだなぁ。両親が生きてるうちに話を聞けて本当に良かったなぁ」と思ったのでした。
そして、父親の生月中殺のお話。
「じゃあ、お父さんの価値観が変わるようなすごい出来事ってなんだと思う?」
みっちゃんばあちゃん(母)
「お父さんはやっぱり若い時(10代)にトラックに轢かれそうになって一歩間違えたら死んでたかもしれない状態で間一髪で逃げ出して、でもそれから原因不明の病気になって治るのに10年くらいかかると最後の医者に言われて、ずっと働けなくておばあちゃん(実母)に働けないことを嫌味のようにずーっとぐちぐち言われてたことじゃないかなぁ」
↓
初耳!
そんなことがあったとは・・・
父はベースの性質が乙のお花さんで協調、平和とかみんなで一緒に・・とかそういう和を大事にする人だし、
主星が【正財】で愛情深い真面目さんだし、60%が人脈の星でこの地球に人と関わりに来ている人。
印綬や食神もあるから割と穏やかで争いを好まず、優しい印象を持つ星も持っている。
でも、いつも文句ばかり言っていたし、友達もそんなにいるようには思わなかったし、人殺し未遂(→人を殺しに行くと言って包丁を持って家を飛び出していったらしい)もあったし(実は3回もあったそう・・)、
命式と本人の印象が全然違うんですけどーーーーと思っていました。
正官という星があるので、自分にも他人にも厳しくルールはちゃんと守りたい、正しいことをしていきたいから「正しさ」を自分にも他人にも課すようなところが苦しさの原因なのなかなと思ってました。
【正しくないものは許せない】みたいな・・・
まぁそういうところもあるとは思いますが、
トラックに轢かれそうになって、あまりその時の記憶はないそうですが
気づいた時には目の前にトラックのタイヤがあって猛ダッシュで逃げたそうで
その後から原因不明の病気になってしまい、食欲もあるし、他の人から見たら体は元気そうに見えるのに、働くことができなくて、母親に10年くらいずーっとそのことでぐちぐち嫌味を言われる日々を送っていた・・・というトラウマはかなり父親の人格に影響を与えたのではないかと思う。
ある意味、価値観が変わって本来の穏やかな性質とは真逆の性質に生まれ変わってしまったのかもしれない。
乙さんは環境が大切なのであまり逆境のような過酷な環境に身を置くというのはできれば避けたほうがいいと言われていますが、生月中殺という宿命を背負った運命でそういう環境に身を置くことになったのか・・・
今日は両親のそんな話を聞いて
「2人ともお疲れ様でした!」と思いました。
生きてる間に聞けて良かったです。
今は2人とも妹のツゥちゃんの子供(孫)にメロメロで孫のために生きてるような感じでとても幸せそうなので、人生いろいろあったと思うけど、それを乗り越えて孫にも会えて良かったね!!!
今もいろいろありそうだけど、今世は「学び合う関係」の相性だからね〜、どうしてもみっちゃんばあちゃんは刺激を受けちゃうよね〜(ククククク)
四柱推命って本当に面白い☆