→続きです。

 

 

 

 

 

Q.突然の死別について(お母様の自死)

 

 

A.

まずは、一番知っておいてほしいことは、

 

肉体を脱ぐと確実に肉体の『檻』から解放されます。

 

これが例え自死であったとしても、肉体的な苦痛っていうのは無くなります。

 

たとえば精神的な苦痛っていうのもそうです。

 

だけど、やっぱりその思いをいつまでも握って引きずっちゃうことってあるんだよね。

 

特に、自死する人っていうのは後悔の念が多いの。

 

例えば、こうやって亡くなった後に、家族の方っていうのが悲しんでいたり、苦しんでいたりする姿を見たり、またはその気持ちを感じたりできるもんだから、余計に

「なんてことをしちゃったんだろう」っていうふうにやっぱりすごい後悔の念にかられることってあるのね。

 

でも、そうなった時に周りの人がそれに触れないようにしてみたり、見ないようにしてみたり、それに対して例えば、何かお母さんの病変だったり、異変だったりになんで気付いてあげられなかったんだろう、とかなんか止める方法はなかったのかって言って逆に後悔したり、悲しんだり、苦しんだりしてたりしたら、

お母さんのたつ手がないわけね。

 

自分が一番取り返しのつかないことをしてしまったと思ってるわけ。

 

その上で、家族が苦しんでいたらもうどうにもしようがなくなるでしょ。

 

だから、

 

「あ、そうか。一番苦しいのはお母さんなんだな」って思って、もっと『死』を別の角度から見てみよう、っていう意識を持ってほしいんです。

 

まず、大事なのは、

 

「お母さんはそれだけ自ら死を選ぶぐらいに辛かったんだな。でも、その辛かったからこそ、肉体のこの期限を自分で自ら終えるってことを決めたんだな」って

 

これを逆に『尊重』してあげてほしいんです。

 

お母さんの立場を考えてあげたときに、「許さない!」ってやったら、お母さん浮かばれないでしょ。

 

だから、まずは一番後悔しているお母さんの立場に立って、その気持ちを持ってあげてほしいんです。

 

そうすると、お母さんが落ち着くの。「あー、許してもらえた」っていうふうに落ち着けるのね。

 

この落ち着いた穏やかな波動が家族にもつながってるから、伝わるんです。

 

そうすると、「あ、なんだかこれでいいのかもしれないな」っていうふうに感じられたり、その家族の中にも癒しとか、穏やかさとかバイブレーションで広がるようになるんですよ。

 

だから、お互いに癒されてそのさきに行くことができます。

 

こういう時って、お母さんを許せなかったりするんだよね。

 

「なんてことするの。こんなに家族が苦しんで」って思うことがあるんだけど、

 

そのお母さんを『許す』っていう機会を与えられてるんだと思って。

 

『許す』っていう大事な大事な私たちにとって大きなレッスンなんだけど、

 

そのレッスンをさせてもらってるんだな、っていうふうに思ってほしいんです。

 

そうすると、お母様が浮かばれ、浮かばれた気持ちは家族にも伝わってきます。

 

そうすると、みんなが「これでいいんだな」っていうふうにその先にいく準備ができるのでそういう意識で違う視点で『死』をとらえていただけたら・・・と思います。

 

後もう一つ、

 

自死であってもこれは寿命なの。寿命はいくつも決めてきます。

 

じゃあ、お母様がこの時、自ら死を選ぶという形で寿命を終えなかったら、もっと次のタイミングで決めてきた寿命まで生きたでしょう。

 

でも、これも寿命なの。

 

ですから、自死であっても寿命である、っていうことをぜひ知ってください。

 

もし寿命じゃなかったら、自死しようとしても何度も邪魔が入ります。

 

止められます。

 

助けられたとか、急死に一生を得たみたいな感じでどうしても死ねないんだっていう人っているでしょ。

 

これって、寿命じゃなくてまだ生きる時間が残ってますよってことでもあるので、

 

お母様が自死して亡くなられたっていうのは、

 

「お母さんの寿命はこの時点でお母さんが決めてきた一つのポイントだったんだな」って受け止めてあげること。

 

これがとっても大事になります。

 

 

寿命じゃなければ、頭をかち割られても死なない

 

 

 

今のご時世だと、ワクチンを打ってなくなる方もいらっしゃいますが、

これも「決めてきている」というのを聞いて、そうかもしれないな、と思います。

『死』については、なかなかいろんな考え方があるので、3次元的な思考を持ってると理解できないこともあると思います。

死ぬときは死ぬのだから、絶対に死から逃れることはできないのだから、

今を楽しく生きるしかないですよね!

結局、「今」しかない☆