海外旅行が好きで、旅行しながら不動産投資で収入を得ながら、限られた生命時間を楽しみたいあなたに向けて記事を書きます。

 

この記事の結論は、 海外ヤドカリ投資のススメ であります。

 

日本ではヤドカリ投資という手法が多くユーチューブやぼろ物件投資家を中心として語られていますが、実際に実行するには、家族がいるとか、物件のある場所に引っ越さないといけない、子供の学校、仕事の場所があるからなどと簡単には実行できないと思います。この方法は、もっとハードルの高い、全世界の海外でヤドカリ投資をするという不動産投資法です。

 

おいおい!海外でヤドカリ投資って、じゃあ、

 

あなた「フィリピンで不動産を買って、そのあと、カンボジアに不動産を買い、その次もどこかの国で買うというの?」

 

私「イエス」

 

その通り。一か国に絞らず、移動しながら買っていき、かつ、その物件のリフォームが完了したら、それを貸してインカムゲインを得ながら、同時に売却益も狙える状態にして買い進める手法。さらには、その国に滞在して物件にいる間は宿代も無料という、旅費まで節約しながら、滞在費分以上の家賃を狙いつつ、売却益から次の物件の購入資金までも捻出していくという、誰も信じてくれない手法であります。

とあるメキシコシティの穴場で内見した戸建て物件

 

それを今、私は実行しており、トルコ、カンボジアと物件を買って整備して客付けし、売却できる体制で、さらに次の国を検討している状況であります。

 

理解できますかね。要は、日本のヤドカリ投資に海外旅行を掛け合わせた、海外ヤドカリ投資であり、普通の人は実行したくてもなかなかできない方法だけど実行できればメリットが非常に大きい手法だと思います。この方法のメリットとデメリットをお伝えしようと思います。

 

海外ヤドカリ投資のメリット

  • 海外旅行が好きであれば、自分が好きな国で不動産を買うことを検討できる

これに尽きます。しかも住めます。不動産を買うってことはその国に何度か渡航するのが前提であり、興味のある国で買うのであれば、渡航そのものを楽しめるのであります。3食食べて、どこかに泊まる。行けば24時間過ごすのであって、その過程が義務ではないのであれば楽しいのであります。ただし、外国人には土地が所有できないとか、制限がある国が日本から近いアジア方面には多いです。

  • 日本という1か国に縛られずに全世界から国を選べるので比較対象が大きい

日本以外の世界中から選ぶことはできるので、経済成長や自分が行きたいか、自分が好きな都市ベースで比較して、国ごとの売却益やインカムなどを自ら好みに合わせた場所を自分で見て自分で決められるため、大きい。日本でも北海道と長崎ではだいぶ不動産事情は違いますが、日本と世界だともっと違います。トルコの中でもイスタンブールとその他都市でも大きく違っており、この世界のギャップを利用して歪みを探すことが可能です。

  • 為替レートや経済状況含めた買い時を自分で選べる
複数国を検討しながら渡航していると、「これ、今、まさに底値のレートなんじゃないの?」ってタイミングで入れる国もあれば、「明らかに今、ドルは高すぎるな」というように感じる国もあります。ある程度、候補国をラウンドしながら、誰もわからない為替レートや現地のインフレや物価、物件価格の変動などを情報として見ながら取得しながら、ロシアンルーレットがぴったり合う物件が出てきた時に買う感じがベストであります。複数国で何十件もいい場所の物件を見ていくと、「まさに今、これが買い時だ!」とわかる最高のものが出てくるため、それを一発で仕留められるかというのが利益を出すためのコツだと思います。海外渡航に慣れている物価の感覚にシビアな旅好きな人のほうがそういった感性の点で有利だと思います。海外経験ゼロの人がいきなり一か国目で適正価格なのかわかるはずがないです。全世界物価を体感していればいるほど総合的なコストを頭の中で想像できる精度が高まると考えます。滞在しながらの日常のコストも費用の一部だからであります。
  • 買えなくてもそもそも海外旅行という趣味が日常
仮にどこかの国で買えないという結果になろうが、自分でその国のその都市に行くと決めて行ったのだからプラスの経験でしかないはず。買えない理由を現地で見て直にわかることに渡航するお金を使う価値があるし、そういった情報はありふれた理論だけを流す場所からは手に入らない自分にしか得られない情報であり、意味はある。どのぐらいの期間滞在して、どのぐらいの物件を見てその国を出るかは自分次第。この国が嫌いだと思えばすぐに出て、合う国を探せばいいし、日本がよかったという結論を、何十か国見て思ったのであれば、「不満ばかりの日本だったが、自分には日本が良いとわかってよかった」と体感できるメリットはある。
ブラジルのリオデジャネイロ郊外でも戸建て物件内見
 
海外ヤドカリ投資のデメリット
  • 言葉ができないことで不利になることがある

ネットが普及してスマホでグーグル翻訳を使えばなんとかなるが、やはり現地語ができないというだけで後回しにされたり、いろいろな交渉で不利になる場合もある。あらかじめその国ごとの問題点や損失の出る理由などを知っておく必要がある。英語が最低限できればだいぶ良いが、世界全ての国の言語をマスターするなど不可能ではあるためネイティブ言語以外では必ず意思疎通に時間がかかるケースなどのハンデがある。

  • 簡単に身軽になれないので実行できない点

ほとんどの人がこれにあたると思います。仕事が東京、家族が学校、まだ若いから不動産投資も海外旅行も初心者過ぎていきなりお金もないし踏み切れない、持ち物が多いので急に出発できないなど、実行することのハードルが高く、ある程度の旅経験があって、かつ日本でボロ戸建てをひと通り直したことがあって、ミニマリスト、かつ遠隔で大家をやった経験がある人にしかイメージすること自体が難しいと思います。海外ノマドなど目指す人も多いが、不動産投資が一番王道だと思いますが、そこまでの資金がないからまず移動しながらパソコンで作業した何かを納品するような仕事を選ぶことになるのだとは思います。海外旅行好きなノマドでかつ大家や不動産投資経験がある人だと1か国ではなく2か国以上買える人になれるかもしれません。しかし、今のところ、同士を見たことはありません。

  • 先駆者がいないので情報が入りづらい
東南アジアやアメリカなどは情報がまだ発信されていますが、アフリカやトルコ、中南米のほうになると、実際に買っている人の体験談自体がほとんどないため、自分で行ってわかることが大半であるため、1回目の渡航で買うのが難しいです。2回目以降に買わないとある程度のスパンで通貨の状況やその都市の状況、周辺物件の状況、土地勘など、わからないまま買うことになるため、難しいと言えます。外国人の発信している情報も参考にして考えますが、その信ぴょう性を確かめる作業も必要だし、マイナー国ほど行かないとわからないため、行ってわかる、その人にあった情報を手に入れるのがカギになってきます。

 

こんなところでしょうか。

 

これを読んで、本気で、南アフリカとかセネガル、ヨーロッパのイタリアやギリシャ、中南米のメキシコ、アルゼンチン、ブラジルなどで本気で買いたいとか、海外ヤドカリ投資をやりたいと思った方、情報交換しましょう。

アルゼンチンのブエノスアイレスのメトロマップ。まだ首都圏の路線が拡張します。

 

今までトルコとカンボジアで買ってきた感じとしては、日本で買った時と同様、問題なく客付けできているし、意外と簡単に買えたし、今後も客付けできる物件しか買わないことになるだろう、という感想です。

 

この記事を書いた目的としては、とにかく全世界を対象に本当に不動産投資をしたいと考えている人と日常、そしてネット上ですら会うことも見ることもまずないため、本当に実行したいと考えている方と情報交換できればという思いで書いています。同じ目線の人がいればご連絡ください。

 

今後、まだ記載していない国の個別情報なども書いていければと考えます。

 

もし、本気でこういった海外複数国で一生旅しながら不動産投資をしたい同士がいて、濃い情報交換などできるのであれば、何らかの情報交換ツールや、コミュニティなど作れればと考えています。あなたも、海外ヤドカリ投資、やってみませんか?