「なんや、せっかく来たのにどないなっとんねん!」
 
「す、すいません。申し訳ありません。」
 
ちょうど4年くらい前・・・
 
一升びん鈴鹿店では毎日クレームの嵐でした。入店するやいなや、こう言われるお客様が続出!連日のようにこのようなお叱りのお言葉を頂戴いたしました。
 
なにもお客様に粗相をしたわけでもなく、入店時にいきなり言われるんです。とほほ。。
 
なぜこんなことになるのかというと、ある理由があったんです。
 

人気部位「シマチョウ」

鈴鹿店に置いてある「シマチョウ」というメニューがあるんです。

こちらは牛の大腸で、テッチャンと呼ばれることもあります。ホルモンの中でも大変人気メニューなんですが、実は希少部位につき、一定量しか入荷されません。

 
しかも良質なものに厳選させていただいておりますので、希少な上にさらに良質なものをとなると、ほんとにわずかの量しかお客様に提供できません。

4年ほど前から、「このシマチョウ目当てに今日は鈴鹿店へ食べに来たんや!」と言われるお客様がだいぶ増え、商売的には本当にありがたいことなんですが、連日すぐに品切れになってしまい、遅がけにご来店いただいたお客様には品切れていることが多く、本当にご迷惑をおかけしておりました。
 
現在ではもっと多くのお客様にご堪能いただきたいということで、1組様づつ制限を設けさせていただいており、幾分改善されました。(完全にとは言えませんが。。)
 
ではこのシマチョウ、どんな特徴があるのかと言うとこんな感じです。
 
 

シマチョウの特徴

脂身がツルツルシコシコしていて、独特の弾力を兼ね備えた商品です。脂身がふっくら柔らかくておいしいんです。
 
もともとはこんな感じです。
肌色をした身の部分が縞模様に似ているので「シマチョウ」と呼ばれています。
 
一升びんのシマチョウは脂身が豊富についています。最初からここまでたっぷり脂のついたシマチョウは、探してもなかなかないと思います。一升びんグループでも、特に鈴鹿店のシマチョウは最高の仕上がりなんです。
 
しかもデリケートなので、温度変化が激しかったり、重なっていたりすると傷みやすいので、やさしく丁寧に下処理をします。
まずは流水でよく洗います。
 
脂身がたくさんつまっています。
広げるとこんな感じになっています。身の部分はツルツルヌメヌメしていてぷりっぷり。脂は触れるとわかるんですが、ごわごわしてます。
 
そして余分な脂をカットしてから、一口サイズに切り分けます。
トントンと小気味よくカットしていきます。
身の部分ははほんの一部で、脂の方が多いんですが、これが食べてみてびっくり。甘みとうまみの両方が合わさったこのシマチョウの脂は絶品です。
 
カット後のシマチョウもプリプリしています。
網に乗せ、焼いてみると・・・
脂身に火が反応して、すぐに焼けます。
 
独特な表現ですが、身は適度な歯ごたえがあり、少しぬるっとしていて、脂がドロッとしていてとろけるような味わいです。
 
都会にはほとんど出回らないこの一升びんのシマチョウ。一升びん独自のルートで仕入れができるからこそなせるんです。
 
以前は「上ホルモン」という名前で売り出していたのですが、現在は「シマチョウ」の名前に変更させていただきました。
 
鈴鹿店へ来たらこの「シマチョウ」、ぜひ一度ご賞味ください。

 

ご拝読ありがとうございました。