昨日鯉のぼりを設置しました。
もう、そんな時期かぁ~
「通販バイヤー」のイッシーです。


◆王様しいたけ~売れる売り方へ

先日の札幌出張の時 珍しい椎茸を食べました。

それは、椎茸のせいろ蒸し

エッ!
珍しくもない?
いやいや珍しいのは椎茸の大きさなんです。

それがコレ  ↓↓

photo:01
デカイでしょう。
15-16cmぐらいです。僕の握りこぶしより大きい(笑)

この椎茸は「王様しいたけ」といい
北海道の福田農園が栽培している貴重な椎茸です。
とっても肉厚でジューシーでした。

王様しいたけというものを初めて知ったので
ちょっと調べました。

そしたら面白い気づきがありましたので紹介しますね。

栽培者の福田さんは専業農家からキノコ栽培を始め、大手企業の参入などで収入が激減し、苦労しながら「ステーキのようにジューシーで食べごたえのある椎茸」を作った。
しかし、5-6年の長い年月をかけて栽培しても市場は「大きすぎて規格外」として扱われ、市場からは厳しい評価を受けていたのだ。


それでも福田さんは、栽培のプロとして自信をもって「うまい」と言える椎茸だと大きな椎茸を栽培しつづけた。

そして転機が訪れる。
平成21年1月全国サンマッシュ生産協議会主催の品評会で、北海道の生産者としては初めてとなる「ゴールデンサンマッシュ賞」という最高の賞を受賞した。その後も各賞を受賞し、福田農園の椎茸が認められた。

だが、市場はそれでも「大きすぎる規格外」としか評価させず取引額は低かった。
福田さんは「どうしたら評価させるのだろう」とわからなくなった。

しかしある百貨店と有名シェフが「とても肉厚でジューシーな美味しい椎茸」と評価し「特選肉厚しいたけ」という名前から、日本一のしいたけにふさわしいということで「王様しいたけ」というネーミングにした。

その後は有名デパートや高級レストランなどで扱われ高級椎茸に生まれ変わった。


この福田さんの「王様しいたけ」の物語には大きな気づきがある。

やはり 美味しいだけでは売れない。
「売れる売り方」がないと価値が伝わらない。

大きい椎茸⇒肉厚でジューシーな椎茸⇒王様しいたけ

ネーミングも大切だし
パッケージも同じ。

売り場も「市場」はダメだったが
デパートやレストランなら価値が伝わった。

売れるような売り方
価値が伝わるような売り方
そして
その商品が売れる売り場

ちょっとのズレが売れなくなる

売れる売り方をしっかり見つけましょう。


王様しいたけ 美味しかった~

是非、応援クリックしてください。

  ↓ ↓ ↓
人気ブログランキング