連休は楽しんでますか?
「食の伝道師」の
通販バイヤーのイッシーです。

◆お客様視点ってなかなかできない

昨日 マーケティング塾の同士であるニットこと岡崎博之さんが
僕のブログの紹介してくれました。とっても嬉しいです。

ニットのブログ記事
「こんなことまで!?」を伝えるのがプロ

そうなんです。
「当たり前」って人それぞれ違いますが
売る側が勝手に当たり前だと思っていることが多いんです。

当然 販売する側は知識もあり、
日々情報量も増えていくうちに お客さんの視点が見えなくなってきます。

そこで
先日ちょうどいい事例があったので紹介します。

通販チラシの見せ方で「編集スタッフが使ってみました」というコーナーを作ろうと言う事になり、社内の女性社員を数名指名して集まりました。

目的は 僕らバイヤーが気づかない商品の魅力を発見する事。

主婦2名、独身女性1名、女性主婦バイヤー1名、そして僕のメンバー。
バイヤーでない3名はお客さんと同じ目線で見てもらう役割です。

そして、どの商品を対象にしようか雑談していた時


「茶碗蒸しって美味しいけど 作るの面倒なんだよね」とAさん

「えっ、うちの茶碗蒸しの素は、 美味しいし、売れているよ!」と僕

「え~、でも蒸し器がないし、「す」ができるから作るの難しい」とAさんとBさん

※「す」ができるとは、茶碗蒸しが泡立ち固まる事。


「いや、蒸し器がなくても鍋で作れるし、弱火でやると「す」はできないよ」と女性バイヤー

「へ~、そうなの~」 
と みんなが反応し、もりあがった。

「コレだ!」と なり
茶碗蒸しを実際彼女たちに作ってもらう事にしました。

実際、鍋に水をはって、茶碗蒸しの素を器に入れて弱火で蒸すだけで「す」がないキレイな茶碗蒸しができました。
photo:01
彼女たちは

「簡単じゃん、これならできる~」



僕たちバイヤーは
・蒸し器がないと作れない
・「す」ができるから 茶碗蒸しは作りたくない(難しいから嫌だ)

というお客様視点を発見できたのです。



これもバイヤーにとって「当たり前」という魔物が邪魔をしてました。
そういうものは知っていると思っていた。



なかなかこのメンバーの取り組みは面白いです。
とても有意義な時間でした。
彼女たちも「売り」に対する貢献ができそうでモチベーションが上がっていました。


自分でなかなかお客様視点ができなければ
誰かになってもらい、そこで気づく事ができるのです。



今後も楽しみだ。


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