えぇ、
徹夜の日々を送ってます。
絶讚復活中～
毎度お馴染み、保育園。
(２４時間託児所です)
深夜タイムの人が
また、辞めた
もぅ、いい加減
辞めるの辞めて欲しい
その度に呼び出すのも辞めて欲しい
わたしは１０年やったぞ。
面接の時、
採用の時、
長く勤めたい！と言っていたではないか。
子どもが大好き！って言っていたではないか。
１月は、本業も忙しいというのに
シンデレラだって
こんなに働かない。
夜は寝ているはず。
世の中は、受験シーズンだが
そんな世界を微塵も感じない
２４時間託児所の夜。
しかし、ここでは
毎日、毎夜、バトルが蹴り広げられる
１才から５才の子が
誰先生の隣で寝るか
それはそれは、笑ってしまうほど
必死の場所取り合戦が
繰り広げられるのだ～
破れては泣いたり
両サイドが無理なら、と上に乗ってきたり
先生の腕にしがみついたり
もう、必死。
可愛すぎる……と、
泣いてる子を前に
ついつい、笑ってしまう鬼のようなわたし。
先生２人だから
両サイドは４人。←募集人数
子どもは１６人。←応募人数
倍率４倍。
くだらない、と思うでしょう…
一緒にしないで、って思うよね…
でも、その子にとったら
その時の、たった１つの願いなの。
死活問題かっ！と突っ込みたくなるほど
真剣なのです
小さな子どもは、
ただただ常に、いつでも、
全力で悩んでるのだ。
スーパーで
このお菓子を買ってくれないことが
どれ程の絶望か！
何がなんでも、ぜぇーったい食べたい！
ええぃ、ひっくり返って泣いてやるぅ！
公園で
宴たけなわの時に『帰るよ』と言われることが
どれ程の絶望か！
マジ？マジで言ってんの？
トンネル作ってるのに？
宴たけなわなのに？
ぜぇーったい帰りたくない！
ええぃ、ひっくり返ってごねてやれ！
と、こんな感じなのだろう……
大人は、それを
《小さなこと》と思うかもしれないが
耐久性のつく前は
それは、それは、耐えがたき悲しみなのだ。
この、耐えがたき悲しみを
何度も、何度も乗り越えて
少しずつ、耐久性もついてきて
ちょっとやそっとじゃ泣かなくなる。
今まで泣いていた、
絶対に譲れない事柄が
やっと、小さなことになっていくのだ。
どの毛布がいいかで取り合い、
こっちのスプーンがいいと取り合い、
こっちの椅子がいいと取り合い、
勝ったり、負けたりの繰り返し。
希望が叶わなかった子が
ギャン泣きしてるのをみると
同じものにしていれば
無用な争いなのに……と、思うときもあるが
でも、それは違うのもわかってる。
同じものなら、確かに大人は楽だけど
違うものだからこそ
学べるものが多いので、仕方ない
順番があること
譲ること
譲られること
叶った喜び
叶わなかった悲しみ
気持ちのしずめ方
小さな人間は
毎日、１つ、１つ、学んでる。
願いは
全て叶ってしまうのも
その子のためにならないし、
何も叶わないのも
その子のためにならない。
親はどうしても
我が子の願いは叶えてやりたくなるのだが
やっぱり
叶ったり、叶わなかったりを繰り返し
どちらの気持ちも知ることが
大切で必要なことだと思ってる。
今日、この日に
何１つ、願いが叶わない子がいないよう、
気を付けマス。
皆様の願いが叶いますように
わたしは
《子ども達が元気でいる》
この、最優先の願いが
今日も叶ってること、ありがとう