東日本大震災から
もう、７年。
わたしの大切な人達がなくなって
もう、７年。
最初の頃は
仲の良かった従姉妹に
メールしよう！
電話しよう！
と、携帯を手にして…
『あ……』
『もう、いないんだ』の、繰り返し。
電話履歴も
メールも
月日が経つと
どんどん下に追いやられていく。
消えてしまわないように、
初めて、メールを保護した。
従姉妹は、新婚だった。
結婚したばかりだった。
旦那様はちょっと
体の不自由な人だった。
そりゃ、迎えに行くよね。
心配だよね。
旦那様の、
《会社の人と高台に行く。心配するな》
ってメールが
届かなかったんだもんね。
今日はたくさんの人の命日です。
人のこの世の人生は
お誕生日ではじまり
命日で終わります。
人のあの世の人生は
こちらの世界の
お誕生日で終わり
命日で再びはじまります。
魂はなくならないけれど
《会えなくなる》
これは、
とてつもなく、悲しいです。
悲しいとき、
人は泣きます。
わたしもたくさん泣きました。
今でも泣きます。
泣き虫なんで。
でも、
悲しい時、
泣きながらでも
楽しく暮らすことは可能です。
でも、
どうしても泣くことしか出来なくて
どうしても笑えなくても、大丈夫。
亡くなった人は、
わたしたちが笑って暮らすことを
望んではいるけれど
別に泣いていたって、大丈夫。
喜怒哀楽の素晴らしさを知る故人は
とっても寛大なのです。
メソメソしながら
楽しく暮らすことは
不可能だと思っていると
どうしても
泣いてる人生は不幸で
笑ってる人生が幸せってなる。
そんなことは、ない。
わたしは
泣いていたって
幸せに生き(て)る。
泣くことにも
笑うことにも
罪悪感を持つ必要はなく
泣きたいときは泣いて
笑いたいときは笑うのがいい。
今日はたくさんウルウルする日だけれど、
元気に楽しく過ごしたい。