結局どうしたかと言うと…

(コアラの)第一志望を変更し、
出願して、帰宅すると
ほんっと、あり得ないことに

やっぱり
神奈川やめるの
や～めたっ！

と、言い出しやがった

←こういう、顔で

ほんの２時間前に変更したのによ

第一志望をあっさりと、
元に戻すと言い出しやがるコアラ。

お～の～れ～

どうしてくれようっ

これが
どういうことだか、わかってない
これが
意味することを、わかってない

ワタシはもう、怒る気力も消え失せて
涙目で

『それなら、３日もやめないとね…』
と、力なく言った。

本番１週間前に
こんなにフラフラするなんて
(しかも第一志望)
あるのだろうか

姉は１年半、
ただの１度もブレなかったというのに
コアラのこのいい加減っぷりはなんだ

コアラは、

『えー、３日はそのままでいいよぉー』
と、言う。

←こういう、顔で

あのね、
３日だけというのを
やはり、１日と３日といって
わざわざ、変更して
やっぱり、３日だけにします……
なんて、ママ言えない

と、言って

堪えきれず号泣した。

コアラはワタシの泣く理由がわからないまま

『ちょっと柄にもなく動揺したねぇ～』
等と言って笑っている。

泣きながら
そう言えばコイツは
立ち直りが早いんだった
そう言えばコイツは
ワタシが泣いたって屁とも思わないんだった
と、考えていた。

ワタシは嗚咽しながら塾に電話した。

説明すると、なんと、先生、

『………………』

無言じゃありませんかぁ～

先、先生、何かお言葉を～


お互い、しばし、無言

オイッ、何か言えっ

『んーーー……』←唸った

オイッ、アドバイスッ

『そうですねーーー』

オイッ、早くアドバイスッ

『困りましたねぇ』

オイッ、困るなっ

オォォ～イッ！！


勿論、第一志望の変更も
先生と相談してのことだが
先生も、まさか
《やめるのやめた》までは
想像していなかったらしい。

ここから、よく話し合って
１日は、神奈川を受けることにしました


１日神奈川　大本命
２日東京　 　午前 午後  ２校
３日東京    　コアラの都内第一志望
４日埼玉    　リベンジ
５日東京    　私の都内第一志望

やっと、決まった

願書はあるから、
もー、急いで振り込み出願した。

ここまでで、既に
精も根も尽き果てたｱｩ

ここで、１つだけ
嬉しかったことがある。

５日の学校の過去問をやってみたら、
楽々越えた

これは、密かに嬉しかったﾌﾌｯ

５日の学校は
既に１日に何人か友達が合格している。

楽しい学校生活が チラッと想像出来て
嬉しかったﾌﾌｯ

この１ヶ月間で、
はじめて心緩んだ瞬間だった。

まぁ、後に、これがまた
とんでもなくワタシを苦しめるんだけどさ


さぁ、残り１週間というところで
やっと、はっきり目標が定まった←遅っっ

こんなにフラフラしていても
２週間もすれば、
行く学校が決まっていることが
なんとなく不思議に感じたっけ。

ここからは怒涛の月日が
やってくるのだｱﾍｰ