北朝鮮ってどんな国なのだろう?

噂では拉致され帰国出来ないとか、いや観光する分には問題ないとかいろんな情報が錯綜していたが知り合いに実際旅行した人がいたのでそれなら大丈夫だろうと北朝鮮行きを決めたのがコロナが蔓延する1年前の2018年だった。

 

 行くことを決めたのはいいが

日本と北朝鮮は国交断絶しているので当然個人で勝手にチケット取って行くことは出来ない。

 まずは申し込める旅行会社を色々と調べてみるとビザ所得からホテル手配、希望観光地も

スケジュールに組み込んでくれる至れり尽くせりの業者が見つかった。

 参加人数が増えれば1人当たりの旅費も安くなるのだがそうそう都合よく人が集まる訳もなく

 結局個人参加で出発することが決まった。

 料金は四泊5日で約30万とかなり高めの金額となった。国際列車を使うと最安値で13万ぐらいで行けないことはないのだが5人以上の参加者が必要と旅行条件のハードルが高くなる。

 

 出発前日に日本から中国の北京へ移動して当日の朝に北京空港でビザを受け取り平壌へ出発する流れとなった。事前にビザ送付でなく海外での手渡しというのがなんかスパイみたいな怪しさ満載だったが無事に落ち合い受け取ることが出来た。

 

その2に続く

 

いつからだろう?

マイルールをサウナ採り入れたのは、、、、、。

 

サウナに入ると先客が5人。ストレッチをする人やプロ野球中継みて呟いてる人。噴き出す汗と格闘しながらそれぞれがゆったりとした時間に身を任せている。

 

 サウナの最後方を陣取って10分が過ぎた頃にはすでに先客の4人が退出しており、残りは

年季の入ったホスト風の優男だけとなった。対角線上の最下段で丸まった背中から大量の汗が滴り落ちるのが見てとれた。

奴もそろそろ限界かと予想しつつ、ポーカーフェイスでテレビを見る私。

さらに5分を過ぎた頃、ホスト君がストレッチをらしきポーズをしながら一瞬、此方に視線を送ってきた。あとどれぐらい私が持ちそうなのかを測りかねているようだ。

もう間違いない! 先に入ってきた癖に私より先にサウナを後にするつもりは毛頭無さそうだ。

 

 「おっしゃ〜!  受けて立ったるわ!」

 

 サウナ入室から20分を過ぎた頃には頭がボーッとしてかなりヤバい情況になっていた。

 もう限界か⁉︎と思ったその時ホスト君が立ち上がった。 勝負ツイタ⁉︎

 

  「勝った❗️  ヤッタ! やっと終わった!」

 

と勝利を確信したらホスト君、屈指運動をやり始めた。

 

「フェイントかよ!」

 

落胆すると同時に残された気力はもう自分の中に残っていないのが解った。

 

フラフラしながらサウナ室の入口に向かう。ドアを開け、退出する直前ホスト君に視線を

移すと無表情ではあったが右手に小さくガッツポーズしているのが見えた。

 

 

※マイルール 

 

サウナに入った時は最低限、先客が全員出るまで出ないと決めている。年に何度かサウナ室から出ない死闘が繰り広げられるが、一度意識が飛んでブラックアウトを体験したため今は無理しないようにしている。