22年も終わりに近づいてきた。

久しぶりに新型コロナの感染状況を、

厚生省のオープンデータから確認する。

「入院治療を要する者」の集計がまともにされなくなった。
なので集計から外した。

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週平均[~2022/12/29] ()内前週比
PCR検査数:177,764(前週比-6,282:97%)
新規陽性者数:170,048(前週比+13,276:108%)
PCR検査陽性率:95.7%(前週比+10.5%)
重症者数:558(前週比+59: 112%)
死亡者数:326(前週比+69: 127%)
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PCR検査から結果が出るまでの時差はあるので正確ではないが、

週平均で、新規陽性者数/PCR検査数=95.7% となり、

異常な陽性率になっている。

確実に陽性の人が受けているのなら、検査の意味がない気がする。


グラフだが、
前述の通り、「入院治療を要する者」(緑色)の伸びが少ないのは、集計しなくなった県があるから。

「新規陽性者数」(橙色)が逆三角形に増加していることと増加カーブがいつもと違う感じ。
上限にあたって伸び率が抑制されているようにみえる。

「重症者数」(赤色)、「死亡者数」(紫色)の伸びも同様。
というところで、統計数値を見るのも意味がない感じがする。

 



都道府県別の増加率グラフ。南のほうが伸びている絵になっている。

 





データ入手元:

 

 

 

新型コロナに関する厚生労働省オープンデータより。

第1波からのグラフを縦軸人数を対数で表示。
縦軸1メモリで10倍となる。

全体を見て、第6波のボトムには届いていないが、

減少傾向ではある。

ここで気になるのは、ここ2~3周で、

新規陽性者(橙色)は順調に減っているものの、

入院治療を要する者の人数(以下患者数)(緑色)の減少が緩やかに。

PCR検査数(青色)もちょっと増えている。
死亡者数(紫色)の減少も同時期に横向いている。(停滞)

理由がわからない。

 

ちょっとむずかしいグラフになるが、各数値の前週比倍率としてグラフ化してみている。

1より下は減少、1より上は増加である。

患者数の増加率(減少率)(橙色)がマイナスのピークを超えて上むいている。

通常、供給側の新規陽性者の動きが
患者数に10日程遅れて影響、追随するのだが。

逆転している。何が起こっているのだろう?