日銀の金融政策決定会合から一晩空けて。


円安物価高に歯止めがかからない。


そこで、日銀は今回の会合で国債の買い入れを減額することを表明した。


日銀の国債買い入れ額はすでに581兆円で、政府の国債発行額1100兆円の5割を超えている。


日銀が国債を買うほどに額面が上がり、その分、利回りが下がり、買い入れ額を減らすと額面が下がり、長期金利は上昇する。


それによって、日米金利差が縮まり、ドルを売って円を買うことで円高に向かうはず。


その手法をとったものの、逆に一ドル158円と円安が進んだ。


これは、投資家がインパクトの弱さを感じ、次の利上げを待っての動きだ。


まさに日銀は利上げしたいが、しないとは言わずの今回の会合だったが、7月の利上げに踏み切るのか。


もし再利上げを行えば、何が起きるのか。


短期金利を上げると短期プライムレートが上がって住宅ローンの変動型金利が上がり、家計を圧迫し、消費の減退につながる。


デフレから脱却していないなかの物価高はスタグフレーションを招く可能性もある。


すでに長期金利が上がって住宅ローンの固定型金利は上がっていて、家計に影響が出ている。


このタイミングの利上げは🆖だ。