早いもので議員辞職してから2年と11ヶ月が経った。


再挑戦まであと1ヶ月となった。


思えば3年前の議員を辞める際、5月の末に司法当局の手続きがあり、議員辞職が認められるには衆議院の本会議での承認が必要であった。


ところが、本会議が開かれるのは6月の第一週であり、月をまたぐことになった。


それを当時の野党や一部のメディアは、私がボーナスを満額もらうために6月に辞めたとさんざん批判。


あくまでも国会の手続き上、6月になっただけなのに。


ただでさえ、議員を辞めるという一世一代の決断をした時であり、さらにボーナスが支給されることなど頭の中にまったくなかった。


それなのに、世間も含め不本意なことを言われ、本当に悔しかった。


とりわけ、野党の議員はSNSでさんざん言いたいことを発信していた。


そこで、私は国庫へ返納することを申し出たのだが、国庫とは国全体であり、私の選挙区の東京9区も含まれるので地元への寄付となることから、不可とされた。


そこで、私は税引き後の全額を福島の被災地の復興機関に送金した。


あの銀行の窓口でとてもすっきりした気分になったことを昨日のことのように覚えている。


あれからもうすぐ3年。


万感の思いがこみあげてくる。