新幹線や汽車で地方に行くと、日本の棚田の美しさに目をとられることがある。


棚田とは傾斜地にある稲作地であり、

まさに美しい日本の田園風景でもある。


ところが、ここ数年、そこを太陽光パネルが敷き詰められることで景観が損なわれる地域が増えている。


しかも、その棚田に太陽光パネルを敷くことで、土砂崩れや火災が発生している。


また、太陽光パネルから発生する鉛やヒ素、セレン、カドミウム等の有毒物質は人体だけでなく、生態系にも影響を及ぼすことが問題となっている。


そして、もともと、太陽光パネルは建築物の屋根に設置する場合は建築基準法の対象となるが、地面に敷く場合は対象外となっていて電気事業法の扱いとなっている。


再エネだ、太陽光だとややもすると、熱狂的に進めてきたツケがこのあたりにも現れてきた。


再エネの推進はこれから同時にこれらの法的整備が必須のものとなる。