米国債が急騰している。


著名なエコノミストのエミン・ユルマズ氏は、財務省が為替介入の資金として、米国債を売ってドルをつくっているからでは?とコメントしている。


もちろん、財務省はそんな手の内は明かさないのだが、さぞかし図星だ。


不肖も財務副大臣を経験したが、ドル/円の為替いかんで、輸出入する日本の企業がどれだけ業績や株価に影響が出るか、いやというほど体験した。


海外投資家の底知れぬ力も体感した。


今回の局面で、米国が当初、景気後退局面で利下げするといわれていたのが、インフレが続き、逆に利上げをキープしていること。


日本は日銀がマイナス金利の解除を決めたが、0.0~0.1の利上げゆえ、為替は円高にならず、円安のままというか、1ドル152円に。


そこで、財務省の為替介入へ。


日本は為替介入し、かつ4月にサプライズ利上げでもすると、どうなるのか。


ユミン氏も利上げしたら、為替相場はコントロール不能になるかもとコメント。