日銀が利上げをしたのに、円安が進んだことは当局にとっても意外なことだった。


普通、日銀が利上げをすると円高に振れるものだ。


それゆえ、財務省の財務官が「この度の円安は明らかに投機筋によるもの」と為替介入をにおわせる口先介入を発した。


つまり、日本の利上げの幅が小さく、米経済が利下げするすると言われながら4.2%の金利を維持し、それかドル高を招き、結果として日銀が利上げしても金利差が縮まらず円安に。


一昨年の暮れに1ドル150円になった時も為替介入しており、今回もより大胆な介入が必要だ。