今から25年ほど前、年金改革の時に、私は「国民の年金を議論する前に、このいびつな議員年金を廃止すべき」と訴えました。


自民党の厚生労働部会、年金部会、さらには衆議院の厚生労働委員会でも質問の際、議員年金の問題を取り上げた。


ベテランの議員から、「あんたは若手だから」「これまで掛け金天引きされてきたわれわれはどうするのか?」「議員には退職金がないんだぞ!」等々、さんざん批判された。


しかし、それでも、国民感覚と違う!


明らかに違う!


そう発言して、その後、賛同してくれる同僚議員と議員立法をつくって署名を集めて国会に提出。


そして、議員年金は廃止になった。


やんややんや、先輩議員から文句を言われた。


それでも、ブレなかったのは、無派閥だったから。


そして、国会議員も都道府県議員、区市町村議員、すべての議員年金は完全に廃止になった。


無派閥議員として成し遂げたささやかな仕事だった。


令和6年、今は政治資金への課税に立つ。