日銀の内田副総裁が、「物価目標の実現確度が高まっている」と発言。


さらに、「マイナス金利を解除しても、積極的に利上げをするということはない」とも。


利上げをすると通常、日米の金利差が縮まり円高にふれる。


しかし、米国が利下げをするとの予測が、しないままであり、円安傾向が続いている。


そして、内田副総裁は2016年2月のマイナス金利導入から8年経った今、解除すると0.1%の利上げになることを示唆。


また、その場合潤うのは、銀行等の金融セクターと預貯金の利息が増える家計セクターだが、政府の国債の利払い費が増えるゆえ、日銀は引受けをやめないとも。


いずれにしても、利上げになることが予想される。


マイナス金利解除を示唆した植田総裁の発言以降、役割分担して発言しているようだ。


マーケットは先回りして円を買う動きだが、あくまでこれからに刮目すべきだ。