今夜は早実野球部のOB会が行われた。


約200名の参加者の中でひときわオーラを放っていたのが王さん。


ご挨拶を申し上げると相変わらず気さくに、そして腰が低いこと、低いこと。


「世界の王」なのに。


高校時代、王さんがホームラン世界一を達成された際に、当時まだ早稲田にあった早実の母校にみえたことがあった。  


われわれ在校生にとても眩しく映ったが、印象的だったのは、世界一になったにもかかわらず、その腰の低さ。


事を成し遂げてもこうあるべきだ、そう痛感した。


あれから半世紀近く経ったにもかかわらず、変わらない王さんがそこにいらした。


そのほか、荒木大輔氏、斎藤佑樹氏をはじめ、甲子園で偉業を成し遂げた名選手も参加し、変わらぬオーラを放っていた。


特に斎藤佑樹氏は目が合うと、ご本人から挨拶してくれて、その人柄の良さや社交的な一面をうかがうことができた。


さらに諸先輩、同期、後輩たちも懐かしい顔ぶれに、あの武蔵関のグラウンドで汗を流した3年間が甦った。