能登半島地震の被害は甚大で、石川県内の死者は6日現在で94名、安否不明者222名となっている。


謹んでお悔やみを申し上げ、心からご冥福を祈るばかりである。


さらに3万3000人が避難生活を余儀なくされ、食料品や水、衣服他、生活必需品が不足している。


なかでも断水によりトイレがたいへんなことになっていて、日頃からの簡易トイレの重要性を痛感する。


不肖は東日本大震災、熊本地震、北海道地震とすべて発災直後に現地入り、物資の搬送、供給や稲作の田んぼの遮断された用水路の改修等を国交省や農水省に依頼するなど、汗を流してきた。


それゆえに、今、いてもたってもいられず、現地入りを検討しているが、北陸地方は道路が狭く、救命活動をすることが急務で、県外からの支援に関して政府と県から訪問に規制がかかっている。


被災地では、自衛隊、警察、消防、医療機関、高齢者施設、障がい者施設等が綿密に連携して救命救急や復旧作業に当たっている。


それでも遮断され、孤立している地域へはまだ物資が届かないところもあり、道路の補修やドローンを使っての支援が急務だ。


批判することは簡単だが、やれることはとことんやることだ。