年明けにも日銀がマイナス金利解除か、、。


7~9月の実質GDP成長率はマイナス2.9%と下がっていて、政府の月例景気報告も7か月ぶりに下方修正。


しかし、去る13日の日銀短観では、大企業の非製造業で業況判断指数が+30となり、製造業は3期連続の+12。


さらに、中小企業の製造業も4年9か月ぶりにプラス6ポイントとなった。


これは来年の春闘において、賃上げの好材料となるはずだ。


また、名目GDPも7~9月であと5兆で600兆円を超える。


この局面では、建設資材の高騰や金利上昇による負担増が足を引っ張ることもある。


しかし、来年の賃上げが3%以上になり、10~12月期GDPがプラスとなれば日銀はマイナス金利を解除するとみられる。


さらに、FOMCは来年、3回利下げをするとし、米金利が低下し、日米の金利差は縮小し、すでに1ドル141円をつけている為替はさらに円高に進むとみる。


このことから、輸出企業が円安で潤い、株高が続いてきた基調が下落傾向となり、インバウンドにも翳りが出てくる。


あらゆる事態に備える強い日本経済をつくる時だ。