急速に円高が進行し、1ドル141ドルをつけ、144円となっている。


米国の利下げ推測により、ドルを売って円を買う動きに拍車がかかる。


151円で買った投資家は143円では5%以上の損失が出る。


これまで金融緩和を続けてきた日本とインフレをおさえるために金融の引き締めをしてきた米国の金利差が円安ドル高を牽引してきたが、明らかに局面が変わりつつある。


円安による輸出企業を中心とする業績改善傾向はシュリンクして、株価も下がる傾向に。


米国が利下げを模索し、ドルを売って円を買う動きがさらに加速するとみるが、日米両国の動きによっては、再びドル高になることも十分あり得る。


植田総裁の年末から年明けにかけて「チャレンジング」な動きに注目が集まる。