今日は練馬の光が丘公園で、JAの恒例の農業祭と全国都市農業フェスティバルが同時開催され、すばらしい秋晴れのもと数万人の人出て賑わった。


地元練馬はもとより、世田谷、日野、京都、大阪、名古屋、横浜をはじめ、まさに全国の県庁所在地から出展ブースにそれぞれの名産が集まって、買い物客でごった返していた。


あらためて、10年前、都市農業研究会の幹事長として、議員立法で都市農業基本法の制定に奔走したことを思い起こした。


自民党内で農業といえば、地方の専売特許みたいなところがあり、都市農業の生産緑地法や相続税の納税猶予制度が敵対視された時代があった。


それゆえ、農林部会や税調で都市農業関連の提言や意見を言うとブーイングさえ出たことも。


それゆえ、都市農業を際立たせ、制度的支援をすべく都市農業研究会を立ち上げ、むしろ地方選出の農林族と言われる先輩議員のところに説得して賛意を取り付けた。


そして、都市農業基本法を制定した。



その後、直近では都市農業の後継者不足により、農地や緑地を減らしてはならないと、農地の貸借を可能にする法改正を行った。


そんな経緯を思い出した今日の秋の一日だった。