半導体はパソコンやスマホ、EVに使われているがそのほとんどを中国や東南アジアに頼ってきた。


ところが、コロナによって上海のロックダウンや東南アジアの工場閉鎖によって日本の製造業における半導体不足がおきた。


半導体産業も、半導体材料メーカーと半導体製造メーカーとに分かれ、ウエーハや原板など材料メーカーは日本の信越化学工業などが世界の48%を占めている。


さらに、去年の夏にトヨタやソニーなど日本の8社がラピダスという先端半導体の会社をつくり、ようやく軌道に乗りつつある。


まさに日本こそが半導体産業の世界の工場となる機運があり、政府はこの分野への投資をさらに強化し、民間投資も呼び込むための税制改正なども進めるべきである。