日銀が長期金利を1%超えを容認。


7月に1%を上限としたが、その後、10年物国債の利回りが、米長期金利の上昇のあおりで、0.89%になり、1%の上限に限りなく近づく。


そうなると、日銀はさらに市場から国債を大量に買い入れて、金利を抑える。


つまり、利上げをしつつ、金融緩和は継続。


ところが、円安は止まらない。


金利が上がっても、円の下落率のほうが大きく、円安が進み、コストプッシュしていて、スタグフレーションを起こしているのに金融緩和を続けるスタンスをマーケットは見透かしている。


さらに、国債発行の53%を日銀が保有しているのがさらに増え、含み損が増える可能性も出てくる。


さらに、住宅ローンについては固定型支払いは長期金利に連動し、変動型は短気金利に連動しており、今回は固定型の利払いが増えることになる。


早速、メガバンク3行は揃って11月から固定金利を上げた。



変動型も今後、日銀が政策金利を上げることが予想され、今は安く抑えられていて、固定型よりお得感があるが、年末から年明けが刮目していく必要がある。