10年物米国債が4.8%の上昇率を維持している。


FRBは去年の春から11回も利上げを繰り返しているのに、長期金利は上がり続け、物価も上がり続けるという現象。


普通は利上げして景気を冷やして、物価が下がるのが、逆になっている。


しかし、1987年のブラックマンデーに似た状況とも指摘される。


日経平均も米国ダウも恐怖指数(ボラティリティの不透明感に対する投資家の心理を表す数字)が20超え。


あの時も株価も高騰し、長期金利が上がっていた。


それが、イラン・イラク戦争で、アメリカがイランの油田を爆破したことから一気に株価が暴落し、世界同時株安となった。


今回もイスラエルのガサへの地上侵攻やイランの報復などが激化すると、一気に株価につながりかねない。


あらゆる手立てを使って最悪の事態を避けることだ。