イスラエルとパレスチナの紛争は日ごと 激化し、双方に数千人の死者が出ている。


ハマスの攻撃に加え、レバノンに拠点を置くイスラム教シーア派のヒズボラが攻撃をしかけ、イスラエル軍が北部の要塞をかためつつある。


日本は米国やEUの国々がイスラエルを支援するゆえ、それをバックアップするだけで良いのか?


今こそ、日本のもつ各国とのアドバンテージを発揮する時ではないのか?


日本はイスラエルとパレスチナの両国と関係が深い。


特に小泉総理の時代から安倍総理の時代において、イランやヨルダン、サウジアラビアとの関係を深めてきた。


特にイランに関しては、米国との核合意を巡る緊張が高まった際に安倍総理がテヘランを訪問し、見事に仲介を果たした。


今回も上川外務大臣がイランの外相に電話し、ハマスに事態の沈静化を求めた。


中東に原油を依存していることで、各国と二国間関係を築いてきた足跡を今こそ外交力として発揮する時だ。