夏の甲子園、慶応高校が優勝。


おめでとう!


この慶応野球がもたらした高校野球の意識変革はすばらしい。


髪型も自由、野球は苦しいものでなく、楽しむもの、笑顔、白い歯etc.


しかし、絶対に相手に勝つんだという強い意志は持ち続けることも忘れない。


そして、応援してくれた皆さんのおかげさま、かげで支えてくれた皆さんの想いに報いることができて嬉しいと大村キャプテン。


これまでの108年の甲子園の歴史を変えた瞬間かもしれない。


そして、慶應の森林監督の涙をこらえた優勝インタビューは、圧巻だった。


「仙台育英さんをはじめ、球場に来てくれた皆さん、テレビの向こうで、ネットを通じ、応援して下さった皆さんのおかげさま」と深い感謝。


そして、ここらからが深い。


「ウチがこうして優勝したことで、高校野球のあらたな可能性、多様性といったものを示せればいいなと、これまでの常識を覆すという目的に向かって頑張ってきた」


「ウチの優勝で高校野球にあたらしい何かが生まれてくればよいなと」


「それは慶應だけでなく、高校野球の新しい姿につながる勝利だった」と。


一世紀という年月をかけ、高校野球の新しい姿に確実に変わった瞬間だった。


そして、忘れてならないのは負けた仙台育英の須江監督の言葉とその姿。


敵将の優勝監督のインタビュー中に、何度も拍手を送っていた姿は忘れられない。


「2年で頂点とあと一つの経験をさせていただいた。負ける悔しさも味わった。人生は敗者復活!」


深い!