福島第一原発の処理水の海洋放出に関し、賛否両論あるなか、大詰めとなった。
放射性物質を含む汚染水をALPSで処理し、そのALPSでも除去できない放射性物質トリチウムの濃度が国の基準値の40分の1未満になるよう海水で希釈した処理水。
人体的には問題ないとIAEAでも証明されている。
問題は、風評被害である。
特に漁業関係者は大きな被害を被るゆえに、政府は徹底した対策を講ずる必要がある。
一方、中国は国内の処理水を日本の5倍以上も放出していながら、今回の海洋放出を非難。
2021年に中国の13ヶ所の原発から放出された処理水は福島第一原発の処理水よりもトリチウムが多い。
それでいて、サンマをはじめとする魚介類を日本の近海にきてごっそり捕獲して自国に搬送している。
ここをついた議論と発信が必要だ。