マイナンバー保険証の混乱が続いているが、ここは一刀両断、英断が必要だ。


解散や選挙を念頭に置くからダッチロールが繰り返される。


なぜマイナンバーカードと保険証の紐付けが必要なのか。


保険証を紐付けることで、なりすましや偽造ができなくなり、不法滞在外国人までもが日本人の税金で医療を受けるようなことがなくなる。


カード一枚で、医療の充実がはかられ、迅速な対応が可能となる点や確定申告が楽になる点。


一方、今起きている課題は、紐付けの際の誤入力や誤請求、さらには医療情報の流出のリスク等々。


公金口座の届け出で、ハッキングされる可能性や不正な引き出し等のリスク。


そして、何より現下の課題は、来秋の現行の保険証の廃止による混乱が、自民党の総裁選や来年の会期末解散と重なるから云々との点。


国民はすでに喝破している。


それゆえ、小手先の戦略や取り繕いはせずに、淡々と進めることが分かり易い。


そして、いつかは選挙という民主主義の基盤で審判を仰ぐのだから。