ウォーレン・バフェットが1.1兆円もの株式を売却したことがニュースになっている。


株を売って、債券を買うかと思いきや、ドル買いか?


米国債が下落し、そのマネーがドル買いに。


日銀が7月28日にイールドカーブコントロールを修正し、長期金利が若干上がり、円安是正をはかろうとしたが、それも効果が相殺されたかたちだ。


まさに、円相場が日銀というより、米国債市場に主導されている。


今の物価高を抑えるには、過度な円安を止めることと、金利を上げることが効果的だが、そのことで、住宅ローンや自動車ローンの 利払いが膨らむ。


定期預金の利息が増えるというプラス面も限定的となる。


針の穴を通すより難しい局面に日銀はどう動くのか。