マイナンバーカードの自主返納がトレンド入り。


タレントたちがネット上で自主返納すべきと訴えていることも一因だが、それよりも国民の大半が今の制度設計に不安をもっている。


とりわけ、個人情報の漏洩が一番の理由だ。

 

現在、政府はマイナポータルの29項目の総点検をしているが、点検して、対策を講じなければ意味がない。


しかも、8月までにやるといっても、スピードアップしないと自治体の混乱は燎原の火のように拡がる。


なかでも、個人の銀行口座の漏洩に一番の不安を持つ人が多い。


万が一、自分の口座が他人に観られ、ハッキングされ、瞬時に預貯金が引き出されるリスクは大きい。



そこを国が全額保証すべきだ。


それがかなえば、自主返納もなくなる。


制度設計を見直し、国民への安心を担保することだ。