ここにきて、円安が進んで1ドル139円をつけた。


債務上限問題に揺れるアメリカは、景気悪化の兆候が明かなのに、6月も利上げするという。


そんななか、日銀の植田総裁は金融緩和を継続と発信。


これでは、日米の金利差が開き、ドル高円安が進む一方だ。


今後、140円台になることも十分に考えられ、株価は上がるかもしれないが、コストプッシュ型の経済で、輸出企業は増益減収のところが増える。


デフレから急激な物価高になったゆえに、インフレが進むことで、消費がシュリンクする。


デフレ時代は、モノが安くても売れない悪循環だったのが、急激なインフレは、モノが高くて売れなくなる。


ここは金融も財政も大胆なカンフル剤を打たないと、取り返しのつかないことになる。


霞ヶ関はどう舵取りをするのか?!