日経平均が6営業日連続値上げで、今日の終値は480円の値上がりで、3万573円。


これは国全体の景気回復を背景にしたものではない。


この日本株を買い支えているのは、海外投資家。


バフェット効果ともいわれるように、著名な投資家ウォーレン・バフェット氏が日本株にご執心なのは追い風。


しかし、海外投資家は株価が天井に近づくと、突如、瞬時にして売りを加速させて、下落へ。


さらに、この日経平均は225種の株の平均値をはじき出したもので、とりわけソニーなどは存在感が大きく、そのソニーが自社株買いに奔走していることなども株価上昇の要因。


しかも、日本の1~3月のGDPは海外経済の低迷により、マイナス4.2%。


アメリカのデフォルトリスクもくすぶり、輸出に依存度の高い日本株はボラタイルな動きをしかねない。


セルインメイ!Sell in May!


5月に売り抜け!が海外投資家の合い言葉。


世界的なリセッションが起きれば、リスクオフの流れが起きて、3万円台の株価は一気に下落する。


バブル崩壊後最高値の3万670円(2021年9月)を超えるあたりが分水嶺か?