連日、少子化対策のたたき台についての報道。
特に、今回、奨学金について、給付型奨学金の拡充が俎上にのっている。
現行は、世帯年収360万円未満の家庭に返済不要の給付型奨学金を支給しているが、これを多子世帯や理系の学校の子どもたちを対象に600万まで拡げるとのこと。
家庭の事情や親の所得が低いゆえに、進学をあきらめなければならない子どもを救うことは喫緊の課題だ。
そして、ここにきて財源を社会保険料の引き上げで賄うとの報道。
この物価高の時に、消費税増税は断固あってはならないが、社会保険は労使折半で企業側の負担も出てくると賃上げの機運に響いてくる。
ただでさえ、賃上げすると物価が上がることを考えると、果たして社会保険料引き上げはいかがなものか。
なぜ、税外収入から捻出しないのだろう?