日銀総裁に当初、有力とみられていた雨宮副総裁が総裁就任を固辞し、植田教授の指名となりました。


マスコミも、植田氏はノーマーク。


植田氏は当面、金融緩和を続けるというものの、行き過ぎた金融緩和による低金利ゼロ金利から微修正するものとみられます。


そこで、金曜には早速、銀行株が買われ始めました。


これまでのゼロ金利で苦しんできた銀行が、日銀が利上げをすることを見込んで株が買われたわけてすが、今後に注視です。



問題は、その微修正がどう反応するのか。


円高、10年物国債の金利上昇等々。


日銀と政府は、次はどんなアコードを結ぶのか、結ばないのか?


金融政策決定会合はおもしろかったと言えば不謹慎ですが、日本の金融、財政の一挙手一投足をしばることも経験しました。



異次元の金融緩和から普通の金融緩和へ、どう舵取りをするのか、注視していきます。