本日、日銀がこれまでの金融緩和策を縮小するとし、長期金利の変動許容幅を0.5%とし、事実上の利上げをした結果6円円高に振れ、1ドル131円に。


一時、120円台につけました。


ここ数年、アメリカのFRBが利上げを繰り返し、その結果、ドル買いが進み、日本はその影響で円安になっていました。



それゆえ、輸入に頼ってきた企業は円安でもちこたえられず、その爪痕は日本経済に打撃を与えた一年でした。



今回の事実上の利上げで、空前の物価高を抑制する一助となります。


一方、長期金利が上昇すると、それに依拠している住宅ローンが上がり、月々の支払いがかさみ、消費に影響が出ます。


このように円高に振れることで、メリット、デメリットが生じます。



日銀がさらなる緩和を進めるのか、黒田総裁の任期もあと4ヶ月。


次期総裁も決まっていますが、大胆な運営を望みます。