北朝鮮のミサイル連続発射は、まさに気が狂ったかのような状態だ。


2日の23発に続き、3日はICBM長距離弾道ミサイルを撃ち込んだ。



北朝鮮は日本を射程にした弾道ミサイルを数百発保有している。


今回の北の異常な発射は、米艦軍事演習や米原子力空母が日本海に駐留したことで過剰な反応を示している。


北は、ミサイルに核、生物、化学兵器等の大量破壊兵器を備えたミサイルを開発している。



とりわけ、日本に対しては、核兵器の小型化、弾道化をしたミサイルを準備している。


一方、現下のミサイル迎撃システムはどうなっているのか。


今のところ、弾道ミサイル防衛BMDは、海上自衛隊によるイージス艦による迎撃システムや航空自衛隊のPAC-3による態勢が整備されている。



しかし、残念なことはイージスアショアを停止していること。


とりわけ、イージスアショア計画を秋田県と山口県から撤退させたことは、残念だ。


もちろん、ブースターが自衛隊の演習場に落下させる能力に不安があったことは事実だが、その後の開発が遅れている。



PAC3等でイージス艦で迎撃に備えているが、ICBMのような長距離ミサイルの場合は、日本の上空で撃ち落とすと東北や北海道に落下物が舞い落ちることも考えられ、それをしっかりと開発するには防衛費の増額が必要。


GDPの2%では足りない。


しっかりと確保すべき事態だ。